2017年02月_第52号_ISDN終了/セキュリティ事故を防ぐ為に/人工知能(AI)の学習法

・目次

1…ご挨拶
2…コラム ~ ISDN終了 ~
3…セキュリティ事故を防ぐ為に
4…人工知能(AI)の学習法
5…編集日記

1.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ご挨拶

最近、iPhone7に機種変更しました。新しいガジェットには惹かれます
が、頻繁に機種変更というわけにもいかないので、2年ぶりにiPhone5Sか
らの機種変更でした。iPhone5Sで指紋認証でロック解除は便利だな、と
思っていましたが、iPhone7は、更に色々と使い勝手が良くて、2年の進
化の大きさを感じました。

カメラの性能の進化もすごいですが、特に便利だなと思うのは、やは
りApplePayでしょうか。いい機会なので、Suicaとクレジットカードを登
録してみました。メインで使っているクレジットカードが2枚あるので
すが、1枚は登録できず、登録できたもう1枚は、ApplePay内でのSuic
aのチャージには使えずで、残念でした。

Suicaのチャージは、Suicaアプリにクレジットカードを登録すること
で可能になるので、そちらを使っています。残金が少なくなったらいつ
でもどこでもチャージできて便利ですし、iPhone7だけ持っていれば、コ
ンビニなど多くのお店に行くのに財布も持っていかなくてもいいという
のは、本当にすごいですね。
私達もエンジニア集団として、お客様に「このシステムのお陰で便利
になった」と言ってもらえるように、常にお客様目線で、更に一歩先を
考えることを心がけて行きたいと思います。

【代表取締役 石川浩一】

2.━━━ コラム ~ ISDN終了 ~ -━━━━━━━━━━━━━━━━

現在のインターネットと携帯電話の普及状況をみると、固定電話の利
用者数が激減しているのは想像に難くないと思いますが、NTT では、そ
の通信インフラである公衆交換電話網(PSTN)を廃止し、インターネッ
ト技術を利用したIP網へ移行することを決定しています。

2016年現在、既にPSTN用の電話交換機は新規の製造が中止されており、
現在使用されている機器の維持も、持って10年の2025年が限界と云われ
ています。そのため、2020年ごろからPSTNを利用したサービスを順次廃
止し、2025年頃には全て廃止するとのことです。

これに伴い、PSTN上で提供されているISDNのデータ通信も2020年度
半以降にサービスを終了する予定になっています。

光回線等のブロードバンド回線が当たり前の今、まだISDNが使われて
いるのかと疑問に思う方もいるかと思いますが、2015年12月末時点での
契約数は 343万と、今でも様々なビジネスシーンで多くのユーザーが利
用しているのです。

例えば、POSレジ、クレジットカード端末、EDI(電子商取引)、警備
用端末やビル管理、拠点間をつなぐバックアップ回線等々、意外なとこ
ろでは、ラジオ局でも利用されているとのこと。ちなみに、電話回線と
ネット回線が同時に利用できるので、かつてはテクノスクエでも利用し
ていた時期がありましたし、同様の利用をしていた方も多いのではない
でしょうか。

ISDNの特徴として、帯域が保障されている事、光回線が整備されてい
ない地域でも利用できる事、短期間で低コストで開通できる事などの利
点があり、現状では、これら全ての利点を兼ね備えた代替できるサービ
スが見当たらないような状況です。

広範囲、短期間、低コストという事であれば、最近流行りの携帯電話
のMVNOサービスも選択肢の一つとなるのでしょうが、残念ながら帯域保
障という面では十分に応えられるものではありません。逆に帯域保障を
優先するサービスであれば、コストが掛かる事が予想されます。

ISDNに限らず、既存のPSTNは日本の基幹通信インフラであることから、
その移行に伴う影響は極めて大きいと考えられています。その為、総務
省では「電話網移行円滑化委員会」を設置し、具体的な対応策の検討も
進められており、2017年夏頃に二次答申を取りまとめるとのことです。

なお、一般家庭内にある回線や電話機はそのまま利用できるよう電話
局側で必要な機器を用意して対応するので、固定電話の加入者に、機器
の買い替えなどの負担は掛からないようにするとのこと、その点は配慮
してほしいですね。

2020年と言えば東京オリンピック開催の年であり、まだまだ先と思っ
ていたのがいつの間にやら3年後の事と、もう間も無くのこととなって
きました。ISDNを利用している環境がある方は、そろそろ代替手段への
移行を検討してみては如何でしょうか。

【取締役CTO 白川雄一】

3.━━━ セキュリティ事故を防ぐ為に ━━━━━━━━━━━━━

最近、架空請求やなりすまし、それにスパムメールが非常に多くなっ
てきたと思われませんか?
私は毎朝、これらのメールを排除しつつ、重要なメールの選定を行う
事が定例化してきました。メールの内容は、緊急性を強調したものや、
あたかも取引があるかのように本物の請求に似せたものなど、様々です。

皆さんは、「ソーシャル・エンジニアリング」という言葉をご存知でし
ょうか。「ソーシャル・エンジニアリング」という言葉から、すぐに内
容を理解されるかも知れませんが、私がこの言葉を初めて聞いた時、恥
ずかしながら「何か社会的に科学技術を研究するものの総称」と勘違い
をして、どちらかというと社会的に有益なものとの認識でいたことを覚
えています。

A(独立行政法人情報処理推進機構)が公開している「ソーシャル・
エンジニアリングを巧みに利用した攻撃の分析と対策」(掲載日2009年
2月6日)によれば、「話術や盗み聞き・盗み見等を利用し、人間の心理
・行動の隙を突くことで情報を不正に取得する手段の総称」と定義され
ています。

メールの差出人が実在の組織の人物であったり、メール本文が非常に
信憑性の高い文章となっているなど、受信者が添付ファイルを開く為の
工夫が施されています。

勿論この添付ファイルには、マルウェアが組み込まれており、添付フ
ァイルを開いた時点でボットに感染し、使用しているコンピュータの情
報を攻撃用の制御サーバーに送信したりします。
脆弱性を突くマルウェアも多い為、日頃から最新のソフトウェアを利
用する事や、不要な機能を無効化する等の対策を講じる必要があります

しかし、最も重要な事は、このように悪意を持ったメールが送信され
る事実の周知と、コンピュータの操作者自身の意識を変え、脅威に対す
る認識を浸透させる事が何よりも大切であると思います。

重大なセキュリティ事故を防ぐ為には、日頃の情報セキュリティ教育
が不可欠という事に尽きると言えます。

【公共ソリューション課 西村 考史 】

4.━━ 人工知能(AI)の学習法 ━━━━━━━━━━━━━━━

2016年12月30日、富国生命保険が、医療保険など給付金の査
定において人工知能(AI)を活用した業務改善を行うと発表しました。

導入されるAIは日本IBMのAI「WATSON(ワトソン)」で、
医師の診断書などから、病歴や入院期間、手術名といった入院給付金支
払いなどに必要な情報を、AIが自動的に読み取り、給付金額の算出の
ほか、契約内容に照らし合わせて支払い対象となる特約を見つけ出すこ
とも可能で、支払い漏れの予防も期待できるとのことです。
この業務改善が成功すれば、他の企業もAIによる業務改善を取り入れ
るようになり、AIは私達の生活にもっと身近な存在となっていくでし
ょう。

現在、AIは人間に代わり高度な業務も出来る程、高い知能を持って
います。
しかし、どうやってAIはその高い知能を得ることができたのか。
AIは初めから知能が高かったわけではありません。
AIは学習することによりその高い知能を獲得したのです。

皆さんはAIがどのように学習しているかご存知ですか?
一番に思い当たるのは「機械学習」ではないでしょうか。
機械学習とは、世の中の特定の事象についてデータを解析し、その結果
から傾向を学習して判断や予測を行うためのアルゴリズムを使う手法で
す。
「大量のデータとタスクを実行する方法を学習する能力」を提供するア
ルゴリズムによって、マシンの学習が行われています。
近年、機械学習の他に「ディープラーニング」という学習法が開発され
ました。
「ディープラーニング」は人間の脳の生物学的な仕組み(ニューロン間
のあらゆる相互接続)にヒントを得た「ニュートラルネットワーク」と
いうアルゴリズムを使用しています。
先述した従来の機械学習は、アルゴリズムに人間が指標となる特徴など
を定義して学習を行っていましたが、ディープラーニングはAI側が与
えられた学習データから特徴を抽出する点が異なっています。
ディープラーニングの登場により、AIの思考もどんどん人間に近くな
っているといえるでしょう。

この先、AIがどのような進化を遂げていくのか。
楽しみな反面少し怖いような気もします(私だけでしょうか?)。
将来、AIと人間が正しい関係性を築けていくのか、今のうちからしっ
かりと見守っておきたいですね。

【システムソリューション課 大内田 明葉】

5.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□編集日記

[岩蔭|](エ) ̄)ノ まいど!♪

今回は・・・
『地震・雷・火事・親父』です!!

昔からよく言われている、「怖いものから順に並べた」と言われるこ
の言葉の出元は実はわかっていないのですが、江戸時代にはすでに広
まっていたと言われているので、かなり以前からある言葉のようです。

ちなみに、諸説は色々あるようですがその中のひとつに、、、

『親父』とは本当は『親父』じゃないという話があります!

この『親父』改め『おやじ』を漢字にすると・・・

『大山風』(おおやまじ)or『大風』(おおやじ)と言われ今の言葉に
すると『台風』を示す言葉なのです。
そして、『大山風』・『大風』が変化して『おやじ』といわれるように
なった!という有力な説があります。

ただ・・・
江戸時代の人には、駄洒落とか語呂合わせとか好きな人がいて『親父』
を付け足したとも言われています。
また、江戸時代の『地震・雷・火事・おやじ』を擬人化したといわれる
絵には普通の『親父』が描かれているので、素直に父親(親父)とも解
釈しても良いのかと思います。

まぁ、ただ悲しくも父親の権威が・・・な昨今ですから、親父への備え
より今も昔も変わらず怖く危ない台風など自然災害への備えを十分にし
た方が良いかと思います。。

【メルマガ編集担当 藤井章行】